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今回ご紹介致しますのは、(株)日本製鋼所室蘭製作所殿が製造されていた海外向けの石油精製用圧力容器(リアクター)6基が完成し、322日から始まった同社の構内専用埠頭での出荷作業です。製品一基の長さは約17m、製品重量は約580トンあります。これを使用荷重200トン、長さ22mのツインパススリング2本(国内で販売されたスリングの中では最大の使用荷重となります。)を使用してバージ(台船)への積み込み作業が行われました。

ツインパススリング使用以前は、100mmの直径のワイヤーロープが使われており、高所作業も伴うことから大変重労働で危険な作業でした。しかし、ツインパススリングの採用により作業や作業者への安全性、作業効率の改善が大幅に進み、大型バージの拘束時間短縮にも目処が立ち、今後も続く大型のリアクター製造を控え、経費削減に大いに期待できるとのお話を伺っております。 

       

         写真提供  株式会社 室蘭民報社